朝起きたら4歳の息子が「膝が痛いー!!」と泣いていました。なかなか痛みが引かない様子のため病院へ。先生からは「レントゲン上、骨は問題ないし、膝周りの熱感も腫れもないから大丈夫だよー。成長痛だろうね」と。
子どもが痛がって泣いていると親としてはヒヤヒヤしてしまいますよね。今回の出来事を忘れないために成長痛についてまとめてみました。
成長痛とは?
成長痛は
成長期(幼児期、学童期、思春期)の子どもの足の痛みの総称として広く使われています。
膝のオスグッド病やシーバー病等のスポーツ障害による骨端症も成長痛に含まれますが、この記事では、幼少期の一過性の下肢痛について記載しています。
4歳児の成長痛はどのような痛み?
成長痛には以下のような痛みの特徴があるようです。
・夕方の夜間に下肢の痛みを訴える
・痛みの程度は様々で泣くほど痛がることもある
・さすったり、抱っこしたりすると痛みが改善し、翌朝には全く痛みがないことがある
・痛みは不定期に繰り返し起こる
・3歳から小学校低学年の小児に見られる
成長痛の原因は?
現状痛みの明確な原因は明らかとなっていないようです。
診察ではどのような異常がありますか?
通常、腫張や圧痛、関節の運動制限などは見られないようです。
腫脹や運動制限がある場合には外傷など他の原因が考えられると。
検査としては、単純X線検査(レントゲン撮影)を行いますが、幼少期の成長痛では特に異常は見られないそうです。
本記事では、自身の経験から4歳児の成長痛についてまとめました
・4歳児でも泣くほど膝が痛くなってしまうことがある
・レントゲン検査で骨の状態が問題なく、関節周囲の腫脹や熱感がなければ成長痛である可能性あり。
・痛みは強くなったり軽快したりすることもある
・子どもが痛がると親はとても焦る。子どもを安心させてあげるためにも、まずは親が痛みについて学び、落ち着いて対応する必要がある
四国子どもと大人の医療センターHP,https://shikoku-mc.hosp.go.jp/news/ohisama_basics_c_vol12.html
いしがみ整形外科クリニックHP,https://ishigami-seikei-cl.com/疾患別説明/こどもの足の痛み/